10年前、キャンピングカーにシュラフと自炊道具を積み込んで、全国各地の生産者を訪ね、畑を巡る旅を始めた青果ミコト屋。その旅は、野菜そのものだけではなく、その野菜が育った背景やストーリー、それに農家さんの野菜への想いを仕入れることを大切にしたいというところから始まった。
農業はその土地の気候風土に影響される。実際、栽培方法も農家の数だけあるということを目の当たりにしてきた。やがて、たくさんの刺激的な仲間ができ、何度も足を運びたくなる土地と巡り合った。そして何より直接つながる信頼関係が生まれた。
その10年の節目を迎え、キャンピングカーを根城にしてきたミコト屋が、神奈川県横浜市青葉区の地に八百屋と出荷場、それにアイスクリーム屋を併設した「Micotoya House」を作る。たくさんの旅をしてきたミコト屋が、はじめて人を迎え入れるベースを作る。
アイスクリームはカジュアルに野菜を食べてほしいということと、野菜ロスをなくしたいという考えから製造工房を併設する。アイスクリームを食べることで、フードロスの問題や土壌汚染や気候変動の問題に少なからず良い影響を生み出せるのでは、というミコト屋のポジティブなメッセージでもある。
いつだってワクワクすることをやってきた。自由で柔軟な八百屋として自分たちなりのやり方で走ってきた。きっと、この場所でたくさんの旅のお土産とエピソードに出会えるに違いない。
クラウドファンディングに挑戦中
https://readyfor.jp/projects/micotoya

