「こんなのあったら面白いよね」といって生まれたニットの大きなボール。〈226〉のメイン看板。

2019.11.15 / life

サイフクより新ブランド〈226〉が誕生。

ヒトと暮らしをニットでつつんで。

日本一のニットの街、新潟・五泉市で1963年よりつづくニット専業メーカー〈サイフク〉。「人だけでなく暮らし全部をつつみたい」という想いから新たなブランド〈226(つつむ)〉が今年の秋、誕生した。

五泉市は古くから湧き水や地下水に恵まれた土地。豊富な水資源を利用し、250年程前より絹織物の生産が始まり、着物から洋服へと変わる時代の流れの中で、織物からニット製造へと発展した。

編み機にセットされた糸たち。これからニットに生まれていく。

「ニットは糸の種類や編み方によって無限の可能性あるんです。だから人だけでなく暮らし全体をつつめたら楽しいんじゃないかって想いがずっとあって」。と語るブランドマネージャーの斉藤佳奈子さん。その想いを、新潟を拠点に活動をするデザイン会社〈フレーム〉の石川竜太さんと話し合いを進めていく中で、ニットとの出会いから、使い方までを一貫して楽しくする。そんなブランドが生まれていった

工場に広がる約80台の編み機たち。

工場のなかでは、ガシャンガシャンと編み機の音が響きわたっている。糸選びから編立、裁断や縫製、洗い、仕上げまで一貫したものづくりは、多くの人の手と目を通してひとつひとつ丁寧に製造している。1日1台の編み機で製造できる数は15着ほど。この工場にいる職人の眼差しは皆真剣で、その姿を見ているだけでも、品質の良さと商品への安心感を感じずにはいられない。

1_ホールガーメントという縫製いらない編み機で、「おなかをつつむ」が作られている。2_洗いの工程を行う洗濯機。これを使うことで編み目が詰まる。3_アイロンの作業。ここで形を整える。4_1つ1つ編み目をセットし、つなぎ合わせる「リンキング」という工程。1つの目でも違えばやり直しという緻密な作業。

1_「てをつつむ」。柄が豊富なので選ぶのが楽しい。大人用だけでなく子供用のサイズもある。2_「おなかをつつむ」。MとLの2サイズで男女ともに着ることができる。3色展開。3_「かたをつつむ」。子供用もあるので親子お揃いで着ても可愛い。

おなかつつむ、くびをつつむ、おしりをつつむ、てをつつむ、かたをつつむ。現在は身体の一部をつつむ商品を発売しているが、今後はインテリアまで、いろいろなのものをつつむ新しいものづくりを展開していく。選ぶことや、使い方、柔らかさや触り心地などの違いを感じ、それらに未だ見ぬ可能性を感じさせてくれる楽しいニット〈226〉は、これから私たちの暮らしを大きく包み、たくさんの気づきを与えてくれるだろう。

INFORMATION

有限会社サイフク

住所:新潟県五泉市寺沢1-6-37

お問い合わせ:0250-43-3129

受付時間:平日 9:00~17:00(12:00~13:30を除く)

オンラインストア:https://226-knit.com