2017 NOVEMBER

暮らす、場所。

働く、場所。

一生の間で暮らす場所は、

わずかだと思います。

たいてい、その場所には

全てがあるわけではありません。

その場所にないものがあり、

その場所にあるものがあります。

しかも、場所は雄弁な語り手ではありません。

ありのままの状態でそこに存在します。

 

その場所で暮らそう。

その場所で働こう。

 

心を澄ませば、そう思える場所が

日本のどこかに存在します。

残したい、山里の風景。

大分 _ 由布院

山荘無量塔

思い出のページを重ねて。

長崎 _ 福江島

ネドコロ ノラ

用の美を満たして。

岡山 _ 倉敷市

暮らしの宿 てまり

丸干しとの新しい旅。

鹿児島 _ 阿久根

イワシビル

学び舎のこれから。

長崎 _ 福江島

TAOFLAT

人も縁もはぐくむ。

岡山 _ 倉敷市

有鄰庵

友人の住む日常へ。

京都 _ 京都市

NINIROOM

井波の師を訪ねて。

富山 _ 南砺市

BED AND CRAFT

ふだんを暮らす。

長野 _ 松本市

tabi-shiro

異なるふたつを結ぶ。

山梨 _ 富士河口湖町

kagelow Mt.Fuji Hostel Kawaguchiko

空に輝く目印。

岩手 _ 陸前高田市

箱根山テラス

日本の原風景に宿す。

山形 _ 鶴岡市

SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE

THE NEXT ISSUE

CLOTH & CLOTHING

暮らしの布、やさしい衣

北海道札幌市にある食材自給率90%超えのカフェ「たべるとくらしの研究所」。ここの所長の安斎さんは、お店の料理と自分たちが食べる食材のほぼ全てを畑で育てる傍ら、モバイルアースオーブンという移動式の窯を作品として札幌国際芸術祭にも参加しています。元消防車に火の元である窯を積んで走るというギャグみたいな活動を、しかしとても真剣に取り組んでいました。火消しの法被を着ながら窯に火を灯す姿には、そこはかとなくアート感が漂います。道具として使われていた衣類が一旦役目を終え、再び全く逆の役割に就いている様に人情味さえ感じました。

drawn by CHALKBOY