2018 JUNE

おいしい、が巡る

誰かが、そのおいしいを

 

誰かと、そのおいしいに

 

あの場所で、

      そのおいしいに

想いが、

      そのおいしいを

絵のように、

      そのおいしいを

音楽のように、

      そのおいしいを

ダンスのように、

      そのおいしいを

 

おいしいは、

体に入って消化されずに

心までしみてく。

集い味わう。

兵庫 _ 養父市

TANIGAKI

ささやかな、温かい灯り。

広島 _ 尾道市

BISOU

ほっと一息、心のよりどころ。

岐阜

まっちん

 うきはで採れたお茶だから。

福岡 _ うきは市

新川製茶

いつか、文化になるパン。

広島 _ 八丁堀

田村 陽至

四季の知らせ。

広島 _ 尾道市

尾道お菓子 たつみや

この味、あの記憶。

佐賀 _ 唐津市

唯一味

 畑の味と、種が生む風景を伝える。

福岡

金子商店

いつも側にいる、 流しのカレー屋。

 

きむくまカレー

声を届ける。

東京 _ 谷中

TAYORI

やさしい色のハム。

神奈川 _ 湘南

PURE FARM

内から光る。

長野 _ 軽井沢

白ほたる豆腐店

蕎麦がうまい、だけじゃない。

静岡 _ 浜松市

手打ち蕎麦 naru

大自然に委ねる。

三重 _ 美杉町

THE NEXT ISSUE

REASON FOR JOURNEY

あたらしい旅の宿

どこかへ出かけたり旅をしたりするのが好きで、仕事も相まってもしかしたら一年のうちの半分近くはどこか家ではない所にいるかもしれない。体を伴ってする旅も好きだが、思考の旅も昔から好きで常にしている。どこか知らない場所へ思いを馳せる、というのとはちょっと違い、いわゆる連想ゲームに近い。例えば、美しいものと醜いものは同時に成立するのか? みたいな答えの無さそうなことを思い浮かべ、それが成立するときの様子や状況、もしくは音だったり空間だったり視覚的な何かだったりを行ったり来たり想像する。暇なの? 役に立つの? と不思議に思うかもしれないが、仕事に直接役に立つこともあるし、アンテナを広げるという意味でとても良い感度の磨き方だと思い込んでいる。もしかしたら辛かったり煩わしかったりする長旅からの逃避行かもしれないのだが。

drawn by CHALKBOY