2018 DECEMBER

住む家と、暮らす場所

住む人と住む家とは、

長い年月を共に暮らします。

住む人も歳を重ねれば、

住む家も歳を重ねます。

 

家は大地の上に建っています。

それは風景の一部です。

家から見える風景と、

風景から見る家。

 

家と暮らそう。

大地と生きよう。

 

自分たちらしく。

私の暮らしが、誰かの暮らしに。

長野 _ 安曇野市

ウチダゴウ

つながる、山のいえ。

福岡 _ うきは市

山口 和宏

モノと結ぶ暮らし。

埼玉 _ 秩父郡

うだまさし

受け継いだ屋根の下で。

兵庫 _ 神戸市

十場 天伸

自分たちのホームを作る。

神奈川 _ 鎌倉市

林 彩子

山の麓で。

群馬 _ 北軽井沢

藤野 麻子

森の中で知をつなぐ。

奈良 _ 東吉野村

青木 真兵 海青子

新鮮な自分に、故郷で出会う。

富山 _ 射水市

永森 志希乃

ここに、次なる根を張って。

福井 _ 鯖江市

新山 直広

家具の物語をつなぐ。

兵庫 _ 神戸市

清水 智之 綿貫 カンナ

住まいを和える光。

奈良 _ 生駒市

永冨 裕幸 奈良 千寿

長く愛される家づくり。

長崎 _ 出島町

橋口 剛 佳代

THE NEXT ISSUE

ESSENTIAL THINGS

暮らしの贈りもの

What a Hand-Written World!、略してWHW!という屋号を掲げ、表札・看板描きとして日本中を巡る活動を最近また活発にし始めた。今、時代はAIだ。人工知能と機械化自動化によって世の中はどんどんスマートになっていく、とどこのメディアも書き立てている。おそらく本当にそうなっていくのだろう。では、人間に残された技能やアドバンテージ、もっと言うとどんどんAIが人間に近くなっていく中で取り残された「人間らしさ」とは何なのだろう。この手の議論も活発だ。僕は手描きの仕事をしているが、決して手で描くことが人間らしさだと言う気はない。ロボットの手描きの字にも相当興味がある。僕が今考えている人間らしさは「ミス」だ。機械やAIのようにパーフェクトにこなせないところが、愛すべき人間の魅力だと思っている。手描きにはそれが詰まっていて、同じ字は2度と書けない。そういった不完全なものの美しさや、それを楽しむ視線も、「すばらしき手描きの世界」の活動から伝えていきたい。

drawn by CHALKBOY