2019 FEBRUARY

新しい旅の宿

旅そのものに、新しいも、古いもないけれど、

そこに行く前と行った後とで、

何らかの感覚を覚えたなら、

それはきっと新しい。

その感覚は一つひとつ違って、

一人ひとり違う。

宿への固定観念を振り払ってみると、

新鮮な刺激を感じられるかもしれません。

残したい、山里の風景。

大分 _ 由布院

山荘無量塔

思い出のページを重ねて。

長崎 _ 福江島

ネドコロ ノラ

用の美を満たして。

岡山 _ 倉敷市

暮らしの宿 てまり

丸干しとの新しい旅。

鹿児島 _ 阿久根

イワシビル

学び舎のこれから。

長崎 _ 福江島

TAOFLAT

人も縁もはぐくむ。

岡山 _ 倉敷市

有鄰庵

友人の住む日常へ。

京都 _ 京都市

NINIROOM

井波の師を訪ねて。

富山 _ 南砺市

BED AND CRAFT

ふだんを暮らす。

長野 _ 松本市

tabi-shiro

異なるふたつを結ぶ。

山梨 _ 富士河口湖町

kagelow Mt.Fuji Hostel Kawaguchiko

空に輝く目印。

岩手 _ 陸前高田市

箱根山テラス

日本の原風景に宿す。

山形 _ 鶴岡市

SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE

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LIVE IN STYLE

暮らしのデザイン

ネットサーフィンを欠かさない僕にとって、新しいものや情報はとても気になるものだ。これはすごい、と唸るようなものに出会ったり、以前に比べて見た目が美しくなった、など日々めまぐるしく進化する世の中を端的に見れる気がして気分転換にもなる。ただ、そこには閃きや発想の種のようなものはあまり見当たらない。受動的に見る、知る、だけだからかもしれない。特に感じるのは「機能」に関してのことだ。確かに便利な機能が詰め込まれていたり、日々アップデートしていく様は確認できるのだが、それらは果たして生活を豊かにするものなのだろうか。僕は「機能」は与えられるばかりでなく、見つけに行く方が自分自身を豊かにすると考えている。例えば先日もらった外国の紙パックジュースは出先で完璧なペーパーウェイトになった。もちろん中身もいただいたが、これでまた一つ飲む以外の紙パックジュースの素晴らしい活用法を見出せ、今後出先でも重りに困らないだろう。美しさも機能の一つだ。そして美しさほど、与えられるのではなく見つけに行くものであるべきだと、常に自分に言い聞かせている。

drawn by CHALKBOY