2019 MAY

旅をする木

その木は、ある森の中に

植わっていました。

陽光を浴び、

月光に佇み、

風に揺さぶられ、

雨に輝き。

その森で、

ある時間を過ごしました。

 

人の手により、

家具となり、

日用品となり、

ありのままの姿ではないけれど、

木の証しは留めたまま、

人々と時を過ごす。

 

木のものは表情を携え、

撫でてみると優しくもあり、

人肌に似た体温を感じる。

 

森で過ごした時よりさらに長く。

暮らしの時間を刻みながら。

旅は、続いていく。

木に寄り添う人。

東京 _ 八王子

須田二郎

形を変えていきながら。

長野 _ 長野市

MWC.WORKSHOP

出合いを重ねて。

神奈川 _ 横浜市

富山孝一

うつろう今を宿して。

栃木 _ 那須塩原市

中塚英司

手と心が赴くままに。

埼玉 _ ときがわ町

STUDIO YUTAKA

思考する木。

東京 _ 世田谷

吉川和人

木を扱う人としての責任。

岐阜 _ 北方町

woodpecker

質実剛健なまちの木工所。

山形 _ 上山市

土澤木工

小さきにも形を。

千葉 _ 長生村

只木芳明

凛として、素朴。

山形 _ 山形市

町田翔

森のための意匠。

神奈川 _ 海老名市

森想木工舎

世代を超えて、引き継がれるもの。

愛知 _ 豊田市

ヒトトキ –人と木–

旅をさせよ。

新潟 _ 長岡市

富井貴志

THE NEXT ISSUE

LIFE FILLED WITH PLANTS

花と緑と私

仲良くさせてもらっているtokyobikeさんの中目黒のお店の一角で「手描きの表札・看板屋さん」をはじめた。オーダーである程度何でも描くというスタイルのサービスで、かれこれ5年くらい前からイベントなどに出店した際にやっていた形態だ。流行をカルチャーに、を半ば自分に言い聞かせるように唱え続け、どうやったら手描きアーティストが増えそして食べていけるかを実験しているまっ最中なのだが、この小さな一坪のお店も自分がずっと温め続けていたアイディア。小さな芽がしっかりと根を張って成長していけるように、水やりをかかさないでいようと思う。

drawn by CHALKBOY