2019 JUNE

花と、緑と、私と、

そのあいだに。

花。

緑。

私。

そのあいだ。

 

色、

匂い、

うつろい、

自然、

息づかい、

 

つながり、

日々、

いのち。

存在。

 

渇き、

潤い、

空気。

 

無口だから、

言葉を、

超える。

向き合うことで。

東京 _ 西荻窪

cotito

ただ在るだけで美しい。

和歌山 _ 紀美野町

川井有紗

生きた風景を宿す。

滋賀 _ 甲賀市

ハナノエン

それぞれの拠り所。

京都 _ 左京区

田中美穂植物店

時と土に応える花器。

岐阜 _ 岐阜市

N/OH

森から届く凛とした器。

長野 _ 阿智村

カタチ製作所

記憶を結ぶように。

神奈川 _ 座間市

feltico

造形美を、そのまま。

滋賀  _彦根市

HACOMIDORI

いつも足もとに。

京都 _ 京都市

CAFE MILLET

暮らしの上の彩りを。

岐阜 _ 山県市

はながら

植物と巡る旅。

 

探検植物作家

どの瞬間も、愛おしく。

山梨 _ 北杜市

DECO BOTANICAL

THE NEXT ISSUE

GOOD STORES

扉を開けたいお店

nice things. が運営する大阪・北浜のトモダチノイエのキャラクターを考えてほしい、と編集長の谷合さんから相談があったのは1年前。いくつかアイディアを出した中で、これがいいねと言われたのは手の被り物をしている名前もない奇妙なキャラクターだった。自分で考えといて何なのだが、手の着ぐるみを被ったり穿いたりと、このキャラが1番ふざけてたと思う。そんなキャラクターに今度はストーリーをつけてください、とnice things.巻頭で詩を綴るウチダゴウさんに無茶振りをする。きっとウチダさんはうんうんと唸っていたはずだ。机の前にプリントアウトされた彼を貼り、「君は一体誰なんだ」と。そして季節が変わりかけた頃、ウチダさんは最高のストーリーを書き、名前までつけてくれた。彼の名はチャーリー。川辺に住んでいる謎の多い人物だった。詩のような絵本のような、寂しいような暖かいような、輪郭のないその物語と主人公チャーリーが大好きになり、もちろん何度も読み返し、もはや映画を見ている気分にさえさせてもらった。さぁそうなれば今度は自分の番だ。それぞれの連に絵を描いていく。冷たくならないように、ハッピーで多幸感に包まれすぎないように。自分が考えたキャラクターだったが、ウチダさんの言葉のおかげでようやく彼を知ることができ、そして命を宿らせることができた気がしている。この、持ちうる想像力を全て1点に集中させてまだ誰も見たことがない映画を頭の中で上映し、それに浸るような制作のかたちはきっと、ウチダさんの言う詩的なしごとだったんじゃないかと思う。

drawn by CHALKBOY