CAFE 002

「変わらず、

近所の売店のように」。

Little Nap COFFEE STAND

東京_代々木公園

目の前の公園の風景を望むイートインスペースは

Little Nap COFFEE STANDの日常が垣間見られる場所。

訪れるお客さんとスタッフとの会話を楽しみながら、

カフェラテとレモンケーキをつまんで。

公園の近くの

自由なコーヒースタンド

気軽に立ち寄れ、さっとお持ち帰りできる。フルサービスではない代わりにリーズナブル。「近所のARMSでハンバーガーを買ってきて食べてもOK。それがコーヒースタンド」。オーナー兼バリスタの濱田大介さんがカフェではなくコーヒーに専念できるアトリエとして、2011年にオープンしたLittle Nap COFFEE STANDは、始めた頃と変わらず、今も訪れる人の“自由時間”を演出している。近くには代々木公園。周囲で暮らす人を中心に憩いの場としてある。「世界を旅して気づいたのは、公園の横には必ず売店があるということ。みんな公園を庭がわりに使う。ここはたまたま縁あった場所だけど、暮らす人の一部になれると思えたし、ゆっくりとコーヒーが作れるとも思えた」。

1_この日使われていた豆はブラジル、コロンビア、グアテマラ、エチオピア。シングルオリジンにこだわらず、季節や状況に合わせてブレンドも変える。2_ハンドドリップで淹れるのも、エスプレッソマシーンを使って落とすのもどちらもエキスパートの濱田さん。「その人の顔を見ながら、コーヒーを落とす。こっちが合わせて、それを感じてもらう」。3_「内装も基本は自分で」。ブーツの修理工房からインスパイアされた道具・工具ツールを置くスペースなど、店内には濱田さんのライフスタイルとリンクする部分が随所に。4_アメリカの家のガレージのような外観。場所柄もあり訪れるお客さんの層も多国籍。

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「1日300杯いれてもへこたれないタフなやつ」。使うエスプレッソマシーンはアメリカのシネッソ社のものを独自でカスタマイズしたもの。若い頃にバイクを直したり、楽器を解体したりした“腕”を使い、自分のものとして扱う。「バリスタは操縦者。今の自分のメソッドにはある程度パワーがあるものじゃないと壊れてしまう。こいつは技術と感覚をシンクロさせることができるから、自分が作りたいと思うコーヒーを作れる。毎日飲んでも飽きないコーヒーを。そのコーヒーを通してお客さんのライブに少しだけ入り込む。それが楽しい。だから肩の力を抜いてこれる場所でありたいですね。近所の売店のような。『調子どう?』って気軽に声を掛け合えるような場所」。

Photo_Haruka Shinzawa

Shop Data

Little Nap COFFEE STAND

東京都渋谷区代々木5-65-4

☎ ︎03-3466-0074

営 9:00〜19:00

休 月曜

www.littlenap.jp

※2018年7月号掲載時の情報です