CAFE 008

パンのおいしさに満たされる。

まちのパーラー

東京_小竹向原

低温のオーブンでじっくりと時間をかけて焼いたポークを

カンパーニュで挟んだサンドイッチ。

パンはリュスティックやカンパーニュなど10種類から選べる。

オリジナルの自家製黒糖ジンジャーエールと。

パン作りにまっすぐに

〝おいしく、楽しい〟を追い求める

保育園に併設された「〝少しだけ〟ほかとは違うパン屋」、まちのパーラー。〝まちと子どもたちをつなぐ役割となる場所を〟という要望から、パーラー江古田の2号店として生まれたこのカフェ兼ベーカリーショップについて、店主である原田浩次さんは「この話がなかったら2号店を作ることはなかった。みんなが『役に立つ』と言ってくれたから」と話す。「自分の目が届く範囲で、できることをする」。オープンから約6年が経ち、お店は常時お客さんで溢れるようになったが、原田さんは自然体のまま、ひたすらに新しいパン、おいしいパンを、食事を作ることに集中している。それが常に第一にある。

1_コーヒーはエスプレッソマシーンで入れるものが中心。カプチーノなどにはラテアートも。ハンドドリップで入れるコーヒーは常時1種。2_フレッシュトマトにペコリーノ(羊のチーズ)をたっぷりと乗せたサンドイッチ。こちらは朝からオーダーが可能。3_店内に並ぶパンはサンドイッチで使用するものを含めたハード系のパンが中心。レーズンや小麦などの酵母を使用したものを基本に全粒粉入りのものが多数揃う。4_カウンター2席、テーブル20席、店内はお昼時を中心に終始賑わう。予約は夜メニューに変わる18時以降可能。5_お客さんのNGやリクエストに合わせ、ランダムに4種のパンからセレクトされるパン盛りセット。6_隣接する保育園との雰囲気づくりも見事な店外のガラス窓に描かれた手書きふうの案内。

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まちのパーラーのメニューは基本的にパーラー江古田と同じ。パンの種類は、甘い菓子パンもあるが、市販のイーストを使わずに作るハード系のものが中心。カフェで扱うメニューにはぎっしりとパンの特徴が書かれてあり、食べる側の好みを汲み取った言葉が優しい。「深くは考えてない。普通に営業してるだけ」と原田さんは笑うが、朝、昼、夜問わず、パンを味わってほしいという思いが、小さなところまで行き届いている。その代表は定番のサンドイッチ。10種類の中からパンを選び具材とのバリエーションを楽しめるような、食べる以外の工夫が盛り込まれている。「好きなことを仕事にしているから、どうせなら楽しい方がいい」。その言葉は、自分だけが楽しむのではなく、周りも楽しんでほしいという思いが込められているようだ。

Photo_Daisuke Okabe

Shop Data

まちのパーラー

東京都練馬区小竹町2-40-4 1F

☎︎ 03-6312-1333

営 水~日曜 7:30~21:00

月曜 7:30~18:00

休 火曜

※2018年1月号掲載時の情報です