CAFE 011

コーヒー時間。

THE MODERN COFFEE

神奈川_鷺沼

店内はマットなカラーの塗り壁を基調に1面のみ打ちっ放し。

温かみと無機質の独特のバランスも大きな特徴。

全てはコーヒーを

おいしく味わうために

「お店は趣味の延長線上。頭の中にある理想の場所です」。壁にはT&Nの掛け時計、テーブル席の椅子はミヒャエル・トーネット、販売用にディスプレイされた珠洲焼……。プロダクトデザインを愛するロースター、吹谷知洋さんが経営する〈THE MODERN COFFEE〉には、個性的でありながら周りと調和するデザインの家具や雑貨が配されている。カウンターの後ろに積み上げられた雑誌や写真集からも〝趣味〟の色がにじみ出ている。「よそ行きな感じではなくて、日常に寄り添った普段使いできるものを置いておきたいんですよね」

1_店内のデザインは富山に工房を持つ〈HIP SQUARE〉がデザイン。吹谷さんの理想を具現化している。2_コーヒーマグは京都の陶芸家、山下透さんのものを使用。スタッキングタイプは別注品。3_お昼過ぎの時間帯は光の差し込みがほどよく、まったりするのに最適。4_チェックを軸にしたトラッドなスタイルが吹谷さんのトレードマーク。5_「田園都市線の鷺沼駅から徒歩3、4分、坂道の途中に隠れ家のようにある。6_焼き菓子もこだわりの逸品。千葉県佐倉市にある〈The Pastry Room〉から仕入れたもの。

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店内にはカウンターと4つのテーブル、合わせて12席。こぢんまりとした店内を、張り出した部分を利用して席の向きを変えたり、ほどよい距離感を保つようにレイアウトしている。 BGMもコーヒーを飲む自分の時間を作りやすくしてくれる。コーヒーの仕入れは丸山珈琲から。スペシャルティ・シングルオリジンのみを扱う。あっさり軽めのもの、どっしりしていて香ばしいもの、その中間のフルーティなもの、キャラクターの違う豆を、収穫時季に合わせて毎月入れ替えながら、常時4種類。埼玉・東川口のsenkiya内に構えた焙煎所で焙煎。「豆を2種類100gずつで買ってくれたら割引、店内で飲むコーヒーの2杯目は100円引きしています。コーヒーが好きで、コーヒーを飲みに来てもらえることが何よりうれしい」。「全てはコーヒーをおいしく味わうために」。店内の雰囲気づくりも、その味つけとしてある。

Photo_Ryo Kuzuma

Shop Data

THE MODERN COFFEE

神奈川県川崎市宮前区鷺沼1-12-2 鷺沼ビラスズキ 1F

営 12:00~18:30 ※L.O.(月、水~金曜)、

12:00~17:30 ※L.O.(土・日・祝日)

休 火曜

themoderncoffee.jp

※2017年11月号掲載時の情報です